『シリコンバレー式最高のイノベーション』
シリコンバレーで成功者が多いのは、
その地域の生態系もあるが、
それ以上に考え方に特徴ある。
それはシンプルなこと。
聞けば簡単で、なるほどと思う。
そうした、だれでもできる当たり前のこと。
シリコンバレー式最高のイノベーションの方法は、
一言でまとまることができる「1つの事についてだけ考える」ということ。
一つのことから積み重ねて大きくしていく。
当たり前のことだが、それを早く繰り返すことがシリコンバレー式といえる。
この本のポイントは3つ
1.おカネや時間など、多すぎる資源は成長の足かせになる。
おカネが多いとおカネに帯する緊張感が緩み、ムダなことをする。
時間は目標を決めて、細かく時間を分割して締め切り効果を利用する。
2.小さく最低限度の商品・サービスから始める。
これはシリコンバレー関連本すべてに書かれている。
簡単に言えば、たった一つの機能からプロダクトをスタートするということ。
2.1つの核、1人のユーザーに絞って、そこに立ち返って素早く検証をする。
あれも、これもと機能をつける前に、一つの機能を磨く。 短時間で、小さな失敗と改良を繰り返す。
ユーザーも1人に絞って考えれば、思考実験もしやすいし、
仮説検証のスピードは早くなる。
絞り込んで実行するときに注意することは、思い込みや思い入れを疑うこと。
成長しない、利益を生まないプロダクトに、3つのことを繰り返し手も無駄になるだけ。
一冊20分程度で読める速読術「レゾナンスリーディング」で本を読んでいます。
興味がありましたらこちら(https://resonance-miyagi.peatix.com)をご覧ください。
記事は「方眼ノート」で書いています。こちらも近日ご案内をします。