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  • 執筆者の写真山崎泰央

『OPTION B』


OPTION B
OPTION B

シェリル・サンドバーグはFacebookのCOOで、

あの『LEAN IN』の著者。


「完璧な人生なんてあり得ない。

だからみんな、なんらかの『オプション B』を選ばざるを得ない。」


シェリルは旅行先で夫のデーブの突然死に見舞われる。

その悲しみを乗り越える過程を通して、

レジリエンスを身につけていく物語になっている。


レジリエンスとは「精神を支える力を育むこと」と本書ではいう。

ここでのポイントは3つ。


1.人生に完璧はない

他者との関わりがある限り、

自分が思い描いている完璧な人生なんてありえない。

私たちの住む世界は常に変化している。


2.「ゾウ」を部屋から追い出すことから始まる。

「ゾウ」とは誰もが見て見ぬす不利をしている問題。

問題を直視して言葉に出すことが、逆境を乗り越える第一歩。


3.自分が立ち直るときに視点が変わる

自分がレジリエンスを得て、立ち直り始めたときに視野が広がる。

子どものレジリエンスや、組織のレジリエンスに目が向き、

他者を気遣うことができるようになる。


私たちのまわりには、成功のリストはあるが、失敗のリストはない。

私たちは、多くの失敗を乗り越えてレジリエンスを獲得しているからには、

失敗のリストや失敗を誇ることも、レジリエンスの獲得には必要かと感じる。



冊20分程度で読める速読術「レゾナンスリーディング」で本を読んでいます。

興味がありましたらこちら(https://resonance-miyagi.peatix.com)をご覧ください。

記事は「方眼ノート」で書いています。こちらも近日ご案内をします。

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