著者は20代から注目されている現代アーティスト。
幼い頃は、山犬や神獣が見えていたという。
大学に入るまでは、いわゆる「変わった子」で、
学校になじめなかったという。
それも、美大に入ったら周りが似た感じの人で、
なじめるようになったという。
一見すると、明らかに不器用な筆者がなぜ、
現代アーティストとして成功を手に入れたのか。
周りの私たちから見ると、成功したアーティストに見えるが、
筆者は自分のことを「役割を見つけた人」と言っている。
アートは役割を果たす手段であるように受け取れる。
ここでのポイントは3つ
1.見えない世界をつなぐ
目に見えない魂の世界と現世をアートでつないでいる。
作品に魂を込めて作ると、見えない世界の魂が宿り輝き出す。
その輝きに共鳴した魂が集まる。
2.役割に没頭する
筆者は見えない世界と、見える世界をアートでつなげる役割を持っている。
そして役割を果たす自分のイメージを明確に持っていて、それにに没頭している。
没頭しているから作品に魂が宿り、多くの人が集まって助けてくれる。
3.三年周期で画家人生が変わる
筆者の画家人生には1年目覚醒、2年目進化、3年目達成という周期がある。
この3年周期を繰り返して今がある。
少し違う角度から見ると、運命の春夏秋冬理論に似ている。
気になって調べたら、春夏秋冬理論のサイクルに見事一致していた。
筆者は画家というよりも、シャーマンだと感じた。
魂が言葉に宿すか、ご神体に宿すか、アートに宿すかの違いだろう。
依代を創り出す魂を持った人が、アートを借りて私たちに見えない世界を示している。
そんな印象を持った。
一冊20分程度で読める速読術「レゾナンスリーディング」で本を読んでいます。
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記事は「方眼ノート」で書いています。こちらも近日ご案内をします。