改めて読むと発見が多くある。
話題になっているときに読むと、
他の人の感想や批評など雑音が多い。
時間が経って、そうした雑音が消えると、
自分の知りたいことが見えてくる。
たまには、そんな読み方もいいかも、
と思った本。
本書の要点は一つ「インベンションサイクル」。
それはアイデアを形にするフレームワークで、
想像力、クリエイティビティ、イノベーション、起業家精神、
というサイクルでできている。
そしてポイントは3つ
1.姿勢+行動
インベンションサイクルには、
姿勢と行動が結びついて初めて実現可能となる。
例えば、クリエイティビティの場合、
「やる気を高める」という姿勢と
「実験を繰り返す」という行動がセットとなっている。
2.課題をやってみること。
それぞれの段階に応じて、課題が設定されている。
その課題は姿勢と行動の両方についてあるので、
実際にやってみることで、サイクルが実感できる。
3.目的とフィードバック
インベンションサイクルをスタートするにしても、
最初に目的を設定する必要がある。
そして、サイクルを回したら、
姿勢と行動を見直すフィードバックをし、
再び新しいサイクルを始める。
著者は行動と姿勢の大切さを説いているが、
あと一つ重要な点も指摘している。
それは学ぶということ。
サイクルのそれぞれの段階で、
自分で学び、他者から学ぶ。
学ぶことは姿勢と行動の接着剤として機能しているように考えられる。
一冊20分程度で読める速読術「レゾナンスリーディング」で本を読んでいます。
興味がありましたらこちら(https://resonance-miyagi.peatix.com)をご覧ください。
記事は「方眼ノート」で書いています。こちらも近日ご案内をします。