著者の青木社長って、実は初対面が苦手。
それを苦服するために、自分が話さなくても、
相手が話してくれる「質問型営業」を考えたという。
著者に初めてお目にかかったのは、
名古屋駅にある高島屋の喫茶店。
無口な方という印象。
そして昨年9月、私の勤める大学へ、
講演に来ていただいた。
その時の印象は「面白いおっちゃん」
学生たちを巻き込んで、
ロープレをして盛り上がっていた。
そのギャップがとても素敵だった。
昨日紹介した『最強の人間関係術』と一緒に読むと、
出会って「最初の5分」のつくりかたが具体的に分かる。
それだけではなくて、長期的な関係を作るために、
どのような言葉がけをすれば良いのか具体的かつ丁寧に書かれている。
ここでのポイントは3つ
1.コミュニケーションのフレームがある
「感じる→考える→行動する」というフレームに沿って、
相手にかける言葉を考えれば、良いコミュニケーションができる。
2.フレームに合わせた具体的なトークがある。
それぞれの段階に応じて、「鉄板」の声かけがあるので、
難しく考えることなく実践できる。
3.すべては相手の共感からスタートしている
まずは相手に興味をもって、相手を知る質問から始める。
自分が興味を持つことによって、初対面の相手と共感できる。
フォローアップでも、相手の喜びを聞くことで、
他のお客様を紹介してもらえる。
セールスだけでなく、何かコミュニケーションに困ったときに読んでも役に立つ本。
具体的なことを書いてあるが、そのバックグラウンドには確たるフレームが存在する良書。
一冊20分程度で読める速読術「レゾナンスリーディング」で本を読んでいます。
興味がありましたらこちら(https://resonance-miyagi.peatix.com)をご覧ください。
記事は「方眼ノート」で書いています。こちらも近日ご案内をします。